過程を大切にする

過程が大切といわれる理由について考えましょう。

「仕事や勉強の成果は結果が全て。過程には価値がない」と考える人がいます。

しかし「過程=努力、苦労、忍耐」ではありません。「結果」と「過程」は1本の延長線上にあるもの。どちらが良い・悪いと相対化して考えるものではありません。

苦しい思いをすること=過程ではない

目標達成における「過程」の意味は、結果を出すための具体的な行動です。忍耐や苦労をするかしないかは、本人次第です。

サイコサイバネティクス流に言うと、物事をうまく運ぶことの出来る人は「うまくいくことが前提」というセルフイメージを持って行動しています。

うまくいくのが当たり前と思っているから、目標達成までの過程で感じる苦労の量はとても少なく、精神的な疲労も小さいです。

逆を言えば、良いセルフイメージを持てず「うまくいかなくて当たり前」と思ってる人が目標を達成するのは非常に重労働。必要な行動を起こせず、途中で断念する可能性が高いです。

良い結果を夢見ても過程がなければ実現しない

例えば自己啓発本を読んだり、セミナーに通って勉強する人には二つのタイプがあります。

ひとつは学んだものを次々と実践し、実際に自分の生活や仕事のレベルを向上させ成長するタイプ。

もうひとつは、何かと理由をつけて具体的な行動を起こさず、現実を何も変えない人です。

行動を起こさない人は「有名になりたい」「お金持ちになりたい」と良い結果を望むのに、そこに至るまでの過程を軽視する傾向にあります。

過程で得た経験は次に活かせる

よく「思いは強く願えば叶う」というフレーズを聞きますが、瞑想や妄想からは何も生まれません。

願いを叶えた人は何らかの行動を起こし、その過程に全力で取り組みます。その努力で得た経験や学びは、他の局面でも活かせます。

良い結果が欲しい気持ちは大切です。しかし悪い結果になったからといって、過程まで悪く評価するのは考えもの。

結果にこだわり過ぎるのも不幸の一因です。失敗したら反省し、次の目標に向けて歩き出しましょう。