過去の失敗を忘れる

自分を不幸に追い詰めない方法として「過去を忘れる」ことも大切です。過去の失敗を許すことが出来たら、次は失敗した記憶を忘れてみましょう。

忘れるという行為は無責任な気もしますが、脳のはたらきに適った行動でもあります。人間が自由自在に生きていられるのは、脳が失敗した経験を忘却し、成功した経験だけを覚えて再現しているからなのです。

幼い時まで記憶をさかのぼってみましょう。スプーンをうまく握れなくて食べ物をこぼした時のことを覚えてますか?自転車に乗れなかった頃のことを思い出せますか?

人間の脳は何かを学習する時に失敗した記憶を排除して、 成功した記憶に基づいて再現するように出来ています。

「失敗は成功のもと」と言いますが、モルツ博士は「成功は成功のもと」と言います。 セルフイメージを高めるには、成功のフィーリングを何度も追体験する必要があります。

子供のころに何度も体験した小さな成功は、大人になっても成功するのが当然と思うようになります。

スプーンで食べ物を口に運ぶ、自転車の乗り方を覚える、鉛筆で紙に自分の名前を書く…どの行動も、学んで練習してようやく身につけた技術ですが、苦労してた時のことは忘れ去ります。

過去の失敗を忘れることは、未来を前進する力になります。