目標が生き方を決める

脳は目標を達成するサーボメカニズムとして働くという説明をしました。サーボメカニズムには、目標が必ず必要となります。

もし飛行機に乗ったときに「目的地はどこかわかりません」というアナウンスが流れたら、不安でいっぱいになってしまいますよね。

私たちも飛行機と同じように、ゴールや目標を持たなくてはなりません。人生を楽しく生きるためにも目標が必要なのです。

90歳を超えてなお現役医師である日野原重明先生は、仕事の予定が3年先まで埋まってます。1日の仕事時間は18時間です。

日野原先生が「そんなに働いて疲れませんか?」と質問された時の答えは、 次のようなものでした。 「全然。むしろ楽しくて仕方がない。 僕は働けば働くほどプロダクティブで、達成感がある。 その達成感がエネルギーになっている。」(引用元:どらく「ひとインタビュー」

また、あるジャーナリストは、一年後の予定をまめに入れていくと話してます。「一年後の○月×日に○○さんと△△で会う」というようにスケジュールを決めていくのです。

そうすると「その日にまで恥じることのない自分を保つことが出来る」と 彼は言いました。親しい友人や久し振りに会う知人を思ってわくわくするので、楽しい気分で日々を過ごせるというわけです。

実際、人間は目標に向かっている時に最高の充実感を得ることができます。定年退職をすると急激に年を取ったように見えるのは、毎日の仕事を与えられなくなってしまったからです。

目標があれば常に脳が動いていて、肉体年齢が若くストレスも少なく済むといいます。 ほどよい緊張感によって喜々として生きられる。それだけでも幸せのような気がします。